【札幌市中央区】西11丁目駅近くの「はらっぱカレー店」! 味わい深く、ご家族で楽しめるやさしいカレーでした。
地下鉄東西線西11丁目から徒歩3分の場所にある2019年6月にオープンした「はらっぱカレー店」。文字通り、カレー専門店です。
「はらっぱカレー店」は、石山通から一本路地に入ったところにある「下妻ビル」にあります。入口を入ってすぐ迎えてくれるのが、熊のオブジェ。熊を横目に店内へ。
木のぬくもりが感じられる店内は、カウンター席が並びます。
座席の後ろ側は本棚になっており、マンガをはじめ中にはカレーに関する本も♪
お店の内装については、オーナーシェフ・石部さんの奥様が決められたとのこと。心落ち着く空間です。
店名の「はらっぱカレー店」の由来は、シェフの師匠である大阪(以前は東京)「KUMIN SOUL」のカレーをはじめて食べた場所が”野外フェス”であったことから。よく晴れた空の下、はらっぱに座って食べたチキンカレーがとても美味しくて幸せだったそうです。
「はらっぱカレー店」で提供するカレーは、「たまねぎが命」! 新篠津村・つちから農場、東区丘珠町・岩田農園、栗山町・武田農場と個性の違う3軒の玉ねぎをオリジナルブレンドして作られた「とろとろ玉ねぎ」をベースにうま味のあるカレーが作られています。
カレーの種類は、「チキンカレー」、「キーマカレー」、「マトンカレー」に「サグチキンカレー」。そして「やさいカレー」の5種類。また、おすすめなのが、「ハーフ&ハーフ」! このメニューの中からお好きなカレーを2種類選べます。
サイズは、スモール、レギュラー、ビッグの3種類。
私は「ハーフ&ハーフ」のレギュラー、そしてサラダドリンクsetを注文! ご提供いただきました。左が「キーマカレー」、右が「サグチキンカレー」です。
キーマカレーは、牛と豚、2種類のひき肉を使用。深い味わいで、ジンジャーがピリッと効いた大人の味。大きめのしっとりじゃがいもとの相性も抜群です! おいしい!
一方、「サグチキンカレー」は、チキンカレーに青葉が入ったカレー。野菜が得意ではない人にもぜひ食べていただきたい一品! 使用している小松菜のシャキシャキ食感がたまらない♪
「はらっぱカレー」は、「小さなお子さまからシニアの方までみんなで食べられるカレー」が特徴です。そのため、辛味や20種類以上使用しているスパイスの中には刺激の強いスパイスはないとのこと。
辛味が欲しい! という方は、別容器に入っている「辛いスパイス」の使用がおすすめ。一杯でもかなり辛くなるので、少しずつかけていった方が良さそうです。
その後は、2つのカレーを混ぜ合わせ…そして付け合わせのアチャール(ピクルス)、ボッタ(スパイスマッシュポテト)を混ぜ合わせ…とおすすめの食べ方で食べ進めます。
そのたびに味や食感が変わるのが楽しく、違うカレーの組み合わせでも食べてみたくなりました!
セットのサラダは、3つのドレッシングから「カルダモンのフルーツドレッシング」をチョイス。とろとろとした甘いドレッシングが初めての感覚でしたが、とっても美味しい♪選べるドリンクは「北見のペパーミントティー(HOT)」で、鼻から抜けるミントの爽やかさを堪能しました。ラストは、日替わりデザートで。
東京で会社員だった石部さんが札幌へ移住。奥様が「ジンギスカン小屋 五衛門」の後片付けのパートをしていた繋がりで、昼限定で間借りすることに。元々カレー作りが趣味だったことから、カレーを提供することになったそうです。
会社員で働く傍ら、1年半間借りで「はらっぱカレー店」を続けてきましたが、「やるなら本気でやろう」と決めご自身の店舗を構えたそうです。
「ホワイトカレー」で人気があったバングラデシュカレー「櫓(東京)」から石部さんの師匠の「KUMIN SOUL」へ。そして「はらっぱカレー店」へと受け継がれてきた奥深い味わいのカレーのバトン。
店舗から半径1㎞以内であれば、カレーライス1品から配達もしてくれます。辛味を自分で調整できるので、家族みんなで食卓を囲み同じカレーが食べられますよ。
美味しいカレーはもちろん、居心地の良さに常連になる方も多いという「はらっぱカレー店」。すべてのカレーメニュー、そしてハーフ&ハーフで組み合わせてみたい! と思う、何度も通いたいお店でした。
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